タイトルが文字化けしていないか心配ですが、□が12個並んでいます。これは文字化けでは無い事を祈ります。今回はこの乗車券です。東京都区内から博多南まで。券面には乗車券と書かれている下に □ が12個も並んでいる事が見て取れます。これは東京~熱海間ではJR東日本の東海道線・JR東海の東海道新幹線で双方別ルートで行けるため、在来線か新幹線かで区別する為に使用されています。この12個の □ のうち、左側4つの □ の表示が東京~熱海間に該当します。中間の4つが、米原~新大阪間に該当し、JR東海の新幹線区間・JR西日本の在来線区間を意味します。そして右側の4つが、新下関~博多間のJR西日本の新幹線区間・JR九州の在来線区間です。□が在来線経由、■が新幹線経由で、3つの並行別区間の中でどれにも該当しない場合は 「・」 が使用されます。右の新下関-博多間では、在来線と新幹線とのルートで運賃が違う事象が起こることからもこのような表示がされるものと思われます。実際この乗車券では西小倉から日豊線に入ってしまいますが、これは寝台特急「富士」で使用した乗車券だったからですが、今回この区間では新下関から西小倉までで、それ以降の並行別区間から外れてしまいますが、少しでも当該区間にかかって乗車する場合には □ が表示されるのでしょう。さて、このような □ 表示が全て埋まるには、画像のような経由になるのですが、この他にも新在で別線の区間はあるのですが、これ以外の区間では表示されなかったり、新幹線が無い区間なのに □ が表示される区間もあったりと、この □ の表示には様々な条件を勘案しての表示となっているようです。