今回は、知る人ぞ知る、いま何かと話題な寝台特急「富士」号です。ここ最近の中部・東海・関東地方の天候は連日激しい雷雨や規定降雨量以上の雨など、不安定な天気に見舞われ、現在、東京から出発する唯一の東海道ブルトレとなった寝台特急「はやぶさ・富士」号でありますが、この不安定な天候の影響により、連日遅れながらの運転となってしまっているようです。それでも東海道線東京口から発車するこの列車は、栄光の列車番号「1レ」を冠して遠路九州の熊本・大分まで走り抜ける寝台特急です。過去には「さくら」が暫く「1レ」でしたが、次々に廃止になっていき、今では「残った」という印象が強い「はやぶさ・富士」号です。8/24発の1レでは関東地方の豪雨により東京を発車したものの、品川で運転打ち切り。24時間後に回送で九州入りしたそうです。更に8/25発の1レはこの影響で上下全区間運休、翌8/26発の1レは横浜でEF66-53故障。後ろにEF65-1106つけて品川へ一旦戻り、EF65牽引&4時間遅れで改めて西へ向かうも下関打ち切り・・・など、自然災害の影響を受けているようです。噂では、どうやら来年の春ダイヤ改正で遂に廃止と囁かれていますが、利用状況などを見ても廃止を免れる事は難しそうです。その時まで、東海道ブルトレとして輝いていて欲しいと願うばかりです。っと、今回のマルス券面について何も触れておりませんでしたが、この時は正常運転で定時に九州入りし、改札口で無効印をお願いすると、桜の形をした乗車記念のスタンプを押してくれました。JR九州はさりげない所にも気が利いています。